装飾クロムめっき

クロムは銀白色で硬く、常温、常圧で安定な結晶構造は大気中ですぐさま透明感と金属光沢のある酸化被膜に覆われ不動態を形成するため、美しく錆びにくい金属です。
大気中で錆びずに安定した光沢を維持するこの特性を利用し、素材に外装パーツや蛇口など金属光沢の美しさを付与する装飾用最終めっき被膜として広く利用されています。
一方、クロムめっき被膜には目に言えない微細なクラックが存在し、鉄鋼製品への直接めっきではこのクラックから錆が発生するため、ニッケル等の下地めっきが必須となります。

対応素地

鉄鋼・銅・真鍮・亜鉛ダイキャスト(状態による)・アルミニウム合金(要相談)、等

下地めっき

銅・ニッケル・またはなし

用途

装飾・耐摩耗・防食